電子二胡

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    北京ショー・2017で、電子二胡が展示されていました。

     

     

     

     

    いかにも重そうな四角い箱形の胴で、演奏しづらいのではないかと感じてしまいます。

     

    一体型だけあって、生の二胡にマイクを付けた場合よりも自然な(マイクを通している感じがない)発音ですが、音自体は、やはり機械的な感じがして、生二胡の音に慣れた私には心地よく感じませんでした。

     


    銀二胡弦

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      二胡弦の素材について、昔は絹弦が使われていましたが、現在ではスチール弦が主流となっています。

      このスチール弦に銀メッキを施した銀二胡弦が、各メーカーから発売されています。

       

       

      銀二胡弦は、高音成分が艶やかになる一方で、音がやや硬くなるという特徴があります。

       

      その中で、北京の「徳帥」と河北省の「楽海」の銀二胡弦は、音がそれほど硬くならずに高音成分の艶やかさが得られるという銀二胡弦の良い部分が出ており、お勧めできる弦だと思います。

       

      徳帥の銀二胡弦

       

      楽海の銀二胡弦

       


      中国版新幹線

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        先日、中国版新幹線を利用して、北京南駅から天津駅まで移動しました。

        北京と天津の間を、わずか30分で結びます。

         

         

         

        普通車の車内は、日本の新幹線と同じ3列+2列の座席で、多少狭いものの快適でした。

         

         


        ケースのちょっと嬉しい工夫

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          私の二胡ケースは、リュック式に背負えるタイプです。

          背中のストラップが1本で片方の肩に引っ掛けるタイプでも、さほど不自由はしないのですが、長い移動の場合など、やはりリュック式に背負えると助かります。

           

           

          また、ケースの先端には、縦持ち用の取っ手が付いています。

          電車に乗るときなどは、他のお客さんの迷惑にならないよう、背負っているケースを降ろして身体の前で縦持ちするのですが、そのときにこの取っ手があることが、結構効いてきます。以前は、縦持ち取っ手がないケースを使っていたのですが、片手で楽に支えることができず、不便でした。

           

           

          さらに、下側には、縦置き用の脚が付いていて、縦置きしたときにケースが安定するように工夫されています。

           

           

          これらは、別に珍しい仕様ではないですが、こういった工夫がされていると、使う人の立場に立って考えられていることが感じられ、嬉しくなりますね。

           


          紫檀材の弓

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            二胡の弓は、通常、棹が竹でできています。

            少なくとも私は、棹に竹が使用されていない二胡弓を、これまでに見たことがありません。

            ただ、棹の一部が竹以外でできた二胡弓は、持っています。

            それが、この写真の二胡弓です。

             

             

            手元側を拡大すると以下のとおりで、手元側は紫檀材でできています。

            この紫檀材の手元部分と、先端側の竹棹が、真鍮製のパイプで繋がれています。

             

             

            二胡弓全体の重量は約55gで、棹がすべて竹製の二胡弓に比べて10g程度重くなりますが、手元側がその重みで安定するので、使い易く感じます。「軽量 = 操作性が良い」でないことを実感させてくれる、お気に入りの一本です。

             


            豫園商城

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              上海ショー(MUSIC CHINA 2016)見学後、飛行機までに少し時間があったので、久しぶりに豫園商城に行ってきました。

               

              豫園商城は、美しい中国庭園で有名な豫園に隣接する商店街で、上海屈指の観光地です。

              この日も、ものすごい人で賑わっていました。

               

               

               

              まずは、豫園商城近くの麺屋さんで昼食。

               

               

              日本のラーメンと異なり、やや味が薄くて物足りなさを感じますが、美味しかったです。

               

              その後、商城内に入り、ブラブラ歩いていると、「超人おもちゃ」と平仮名混じりで書かれた看板のお店を発見。

               

               

              日本のキャラクターもの玩具のお店のようで、「まさかコピー商品?」と思ったのですが、店内に並んでいる商品は、どれも正規品でした。

               

               

              商城を出て、地下鉄の駅に向かっていると、路上で異常に大きい謎の果物を切り売りしている屋台が出ていました。

               

               

               

               

              1パック10元。前のお客には5元で売っていたので、日本人だから吹っ掛けられたようです。

              爽やかな甘さとシャキシャキした食感で、なかなか美味しかったです。

              後で調べたところ、「パラミツ(波羅密)」という世界最大の果物なのだそうです。

               

              こういった思わぬ物にも出会えることから、外国の街歩きはやめられません。

               


              覆い付き二胡

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                今年も、上海ショー(MUSIC CHINA 2016)に行ってきました。

                 

                 

                あるブースで、偏八角形の胴の正面に「覆い」の付いた二胡が多数展示されていました。

                 

                 

                 

                音の広がりを抑え、まとまった音になることを意図して作られているようですが、試奏したところ、あまり効果は感じられませんでした。

                 

                別のブースでは、蛇皮が展示されていました。

                 

                 

                奥の壁に掛けられているのが、二胡などに使われるニシキヘビの皮で、手前の柱に括り付けられているのが、京二胡や京胡に使われる蛇皮のようです。

                 

                 

                皮の大きさや厚さがニシキヘビのものと全然違います。実際、京胡などは皮が破れやすく、補強して使われるようです。

                 

                見本市に行くと、普段見ることができない様々なものを見ることができるので、来年も行きたいと思っています。

                 


                糸巻きの滑り止め

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                  二胡の糸巻きは、金属製でない木軸の場合、軸に角度の付いた糸巻きが棹に開けられた穴に刺さっているだけで、それを押し込んで止めるため、糸巻きが滑って巻き戻ってしまうことがあります。

                   

                  これを防ぐために、糸巻きに滑り止めの処置を施すことがありますが、この滑り止めに何を使うかは、悩ましいところです。

                   

                   

                  よく使われるのが、黒板などに字を書くのでおなじみの「チョーク」の粉です。

                   

                   

                  良い具合に滑りを止めてくれるのですが、チョークの素材は棹の木よりも硬いため、糸巻きを回す際に擦れて次第に糸巻きの軸やその穴を削ってしまい、糸巻きが安定して固定できなくなる場合があります。

                   

                  また、本来弓の毛に塗る松脂を砕いた粉を糸巻きの軸に塗り、滑り止めとすることも、割と行われているようです。

                   

                   

                  滑り止めの効果は高いのですが、時間が経つにつれて松脂が固着し、糸巻きが回しにくくなることがあるのが難点です。

                   

                  今のところ、試してみて一番具合が良かったのが、「ペグコンポジション(バイオリンなどの糸巻きに使用する潤滑剤)」と松脂を砕いた粉を混ぜて使うやり方です。

                   

                  以下の写真に写っているのが「ペグコンポジション」です。

                   

                  糸巻きの軸と棹が接する部分に少量のペグコンポジションを塗り、その上から松脂の粉を擦りつけて混ぜ込みます。

                   

                  このペグコンポジションは、滑り止め剤ではなく、潤滑剤のため、これだけを使用すると、より糸巻きが滑るようになります。これに松脂の粉を混ぜ込むことで、固着しにくく、かつ良い具合に糸巻きの滑りを止めてくれるようです。

                   

                  よろしければ、一度お試しください。


                  紅木と白木

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                    二胡によく使われる素材に、紫檀、老紅木、黒檀があります。

                    その他にも、主に廉価な二胡に使われる素材として、紅檀、紅木などがあります。

                     

                    <インド小葉紫檀の原木>

                     

                    <老紅木の原木>

                     

                    <黒檀の原木>

                     

                    <紅檀の原木>

                     

                    ただ、これらの呼称が、木材の種類を正確に言い表しているかというと、どうも怪しいようです。

                     

                    老紅木の場合、紅木を長時間寝かせたものかというと、そうではないようです。

                    そもそも、老紅木という呼称自体、木材の種類を言い表したものとはいえません。

                    老紅木は、古い家具や家屋を取り壊したときに出る材なのですが、この家具や家屋がどのような木材で出来ていたかによって、その老紅木の材種が変わってきます。それを二胡界では、材種でなく、古い○○から取られた長期乾燥材という点に着目して、老紅木という呼称を使っているようです。

                     

                    また、そもそも紅木という呼称も、ある特定の木材の種類を言い表したものとはいえないようです。

                    中国では、硬い木の総称として紅木という用語を使っているようで、この意味の紅木には、紫檀、老紅木、紅檀、白酸枝木、さらには黒檀まで含まれるようです。単に紅木の二胡と言った場合、硬い木に分類される雑木で出来た二胡とでも思っておいたらいいようです。

                    これに対する柔らかい木は、白木と呼ばれているそうです。本当に安い二胡(おそらく最安クラス)で白木製と称した二胡を見たことがあります。

                     

                    かなり大雑把な分類のように思えますが、結局のところ、二胡に適していてよく使われる木材は、皆広い意味での紅木ということになりますね。

                     


                    蘇州式二胡

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                      本場中国で、蘇州、上海、北京の三地域は、二胡の三大産地と呼ばれます。

                      それぞれの地域の特色が表れた二胡が、それぞれ蘇州式、上海式、北京式などと呼ばれたりもします。

                       

                       

                      そのうち蘇州ですが、蘇州市といわれる地域内に存在する二胡工房は、蘇州民族楽器第一廠(通称:虎丘牌)など存在するのですが、意外と少ないように思います。

                       

                       

                      実際に蘇州式といわれる二胡の生産の中心となっているのは、蘇州市の隣の無錫市のようです。

                      無錫市で二胡工房が多く存在する地域は、蘇州市の中心部から40kmほどしか離れていないため、広い中国の中では「蘇州」としてひとくくりになっているのかもしれません。

                       



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