人工皮

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    二胡の胴には、一般的にニシキヘビの皮が張られます。

    ただ、このニシキヘビの皮は、ワシントン条約で輸出入が規制されているため、国外への持ち出しに手続が必要など、何かと面倒です。

    また、ニシキヘビの皮はデリケートな素材で、楽器を保管する際に特に気を遣う部位ですが、中には蛇皮にとって好ましくない環境の国もあります。

    このようなことから、人工皮は普及しないものかとふと考えました。

     

    実際、世界的な二胡奏者のジョージ・ガオ氏は、自らが開発に携わり使用している「韶琴」という二胡に人工皮を採用しています。結構ちゃんとした人工皮で、音もなかなかなのですが、一般に普及しそうにはありません。

     

    楽器の見本市でも「倣生皮研究所」などという大層な名前の業者が人工皮を展示していましたが、ペラペラのプラスチックシートで、とても研究の結果開発された代物には見えず、これが普及するとは思えません。

     

     

    結局のところ、これまでになかった国で愛好者が急増し、その国が蛇皮にとって過酷な環境だったといったことでもない限り、人工皮に興味を示すのは国外にまで活動の幅を広げている一部の演奏家だけということになるので、そもそも需要自体があまりないのでしょうね。

     

     


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