二胡弓の種類

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    竹の棹に馬の尾毛を張ってある二胡の弓。工房によって、仕様も様々ですが、大きく分類すると、北方式(北京式)と南方式(上海式)に分けられます。



    上の弓が南方式、下の弓が北方式です。
    写真の弓は、南方式が「寿康弓」というブランドの弓、北方式が北京の女流弓製作家「王小迪」氏の弓です。

    なんといっても一番の違いは「フロッグ」の部分です。



    南方式は、フロッグが毛と一体となっていて、2本の弦の間に弓の毛を通すときに、スクリューを回していったんフロッグを棹から外さなければなりません。





    一方の北方式は、手元側の毛が輪になっており、フロッグにその輪が引っ掛けられているだけで、一体とはなっていません。このため、この輪を外して弦の間に通すだけでよく、いちいちフロッグを棹から外す必要がありません。





    南方式と北方式のどちらが良いかは、一概には言えませんが、この「毛の付け外しが楽」という部分は、明らかに北方式の方が優っていると言えるでしょう。

    その他の違いは、主に2つ。

    まずは、棹の手元側のカーブの違いです。



    南方式は、フロッグ部分から先端側にかけて、棹が上に膨らむように大きくカーブしています。
    一方の北方式も、同じ部分にカーブはありますが、南方式ほど大きくはカーブしていません。

    わかりやすく重ねてみると、下の写真のようになります。



    次に、弓の先端です。北方式は毛の先端にチップが入っているものが多いですが、南方式はチップの入っていないものが多いようです。




    南方式:チップなし


    北方式:チップあり

    このような、1つ1つの仕様の違いにより、弾き心地も異なってきます。

    上でも書きましたが、南方式と北方式のどちらが良いとは一概には言えません。それぞれの好みの問題なので、いろいろな弓を試されて、ご自分の好みの弓を見つけてください。

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