二胡の語源

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    二胡という楽器の語源ですが、まず「二」は、弦が二本張られていることを表しています。



    同様に、二胡と同じ構造で、弦が四本張られている「四胡」という中国民族楽器もあります。

    次に「胡」ですが、この漢字には西方から来たものという意味があるそうです。
    「胡」が付くものには、例えば、「胡椒(コショウ)」「胡瓜(きゅうり)」などがありますが、いずれも中国から見て西方から伝来しました。
    二胡も、その起源には諸説ありますが、元となる楽器は中東ないし中央アジアで誕生したといわれており、中国から見て西方から伝来したことになります。

    つまり、「二胡」とは「西方から来た二本の弦を持つ楽器」ということになります。

    二胡の起源

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      二胡やバイオリンのように、弦を弓で擦って音を出す楽器を「擦弦楽器」といいます。
      擦弦楽器は古代からあったようで、その起源は、諸説ありますが、中東や中央アジアだといわれています。
      木(本体)、羊の腸(弦)、馬の尾の毛(弓)という身近な素材を使って、音を奏でたのでしょう。

      これが、西のヨーロッパに渡ってバイオリン属の弦楽器に、東の中国に渡って二胡になったといわれています。



      二胡の直接のルーツとなった楽器は、これも諸説ありますが、北方騎馬民族の奚琴(けいきん)だといわれています。奚琴は、朝鮮のヘグムのルーツでもあります。

      羊の腸が起源となった弦ですが、二胡では羊の腸の弦(ガット弦)は使われず、絹弦が使われてきました。中国では、羊よりも絹の方が身近な素材だったのでしょう。なお、現在では、絹弦に代わってスチール弦が主流となっています。

      二胡は、1950年代から1980年代にかけて改良がなされ、現在のスタイルになったようです。今、私たちがイメージしている二胡の形は、意外と最近になって確立されたものなのですね。

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