木軸風機械式糸巻き

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    先日、木軸風の機械式糸巻きを搭載した二胡を試奏する機会がありました。

     

     

     

    糸巻きはプラスチック製で、ギアが内蔵されています。

    二胡棹の糸巻き穴に差し込んで、ナットでネジ締めして固定されていました。

     

    調弦はしやすいのですが、内部のギアが、カクッ...カクッ...と、ある程度の間隔でしか止まらず、この糸巻きだけで微調整までするのは難しいようです。

     

    従来の機械式糸巻きは金属製のため、音がやや金属質になるのと、楽器が重くなるのが難点でしたが、この糸巻きであればその点は解決するので、今後、ある程度広まっていくかもしれませんね。

     


    人工皮二胡

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      北京ショー・2019で、人工皮を張った二胡が展示されていました。

       

       

      一番手前の二胡が、人工皮二胡です。

      ちなみに、その右側にある小さい二胡は、子供用の二胡です。

       

       

      蛇皮の模様がリアルにプリントされており、遠目には普通の二胡と区別がつきませんが、質感が蛇皮と全然違うのと、鱗がないので、近くで見ると、すぐに人工皮であることがわかります。

       

      人工皮二胡を試奏させてもらったところ、それなりに二胡らしい音が出ていましたが、やや輪郭がぼやけた音になってしまい、やはり選別されたニシキヘビ皮には遠く及ばないという印象でした。

       


      景徳鎮

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        4月に中国・江西省を旅行した際に、陶磁器で有名な景徳鎮に立ち寄りました。

         

        景徳鎮では、古窯民俗博覧区という施設も訪れたのですが、その施設のアトラクションで、陶磁器で作られた中国民族楽器だけで構成された楽団による演奏がありました。

         

        8人編成だったのですが、その中の2人が、陶磁器製の二胡を弾いていました。

         

         

         

        はじいたときの音の良さでも知られる景徳鎮の陶磁器ですが、世界的に有名な陶磁器の産地ならではのアトラクションを楽しませてもらいました。

         


        Thomastik 新二胡弦 "SOLO"

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          バイオリン等の弦で有名なオーストリアの老舗弦メーカー「Thomastik - Infeld」社から、新二胡弦 "ERHU SOLO" が発売されたので、早速試しました。

           

          新しく発売されたのは、以下の2種です。

           

          ・ERP-100(ERHU SOLO 赤)

           外弦:スチールワイヤー、錫メッキ加工

           内弦:スチールコア、クロム巻き

           

           

          ・ERP-101(ERHU SOLO 青)

           外弦:クロムスチール

           内弦:ERP-100と同じ

           

           

          ERP-100(ERHU SOLO 赤)は、ふくよか(特に中音域)で繊細

          ERP-101(ERHU SOLO 青)は、輪郭がはっきりしていて明るい

          というのが、試奏した感想です。

           

          Thomastik 社は、以前から ER-100 という二胡弦を販売しており、この弦を愛用している二胡愛好家の方々を多く知っていますが、今回発売の2種は、その ER-100 の上位機種ということもあり、さすがに良い弦でした。

           

          一つ残念だったのが、この2種で外弦の性格が大きく異なるのに、内弦は同じ弦がセットになっていることで、少々無理があるのではないかと感じました。

           


          吉野家

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            北京の空港で、牛丼の吉野家に入りました。

            北京空港の地下食堂街に吉野家が出店しており、北京から日本に帰るときに、たまに昼食で利用します。

             

             

             

            牛丼メインというスタイルは日本と同じなのですが、日本の吉野家の牛丼と異なる部分が結構あります。

             

            私が頼んだ牛丼には、甘辛く煮込んだ "きのこ" や "しらたき" が一緒に入っていました。

             

             

            具の味付けも日本と異なり、うまく説明できませんが "中国風" で、ご飯も日本のものよりも粘り気が少なく、サラサラ(パサパサ?)しています。

             

            好みが分かれるところかと思いますが、私は、この "中国風" の具がサラサラしたご飯によく合っていて、日本で食べるより美味しいと感じました。

             


            チェロ・コントラバス風民族楽器

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              今年も、上海ショー(MUSIC CHINA 2018)に行ってきました。

              上海最大の民族楽器工場「上海民族楽器一廠」は、毎年、面白い展示を行っているのですが、今年は、原型はチェロやコントラバス、製造技術や素材は中国民族楽器という、一風変わった低音楽器を展示していました。

               

              チェロ風民族楽器

              (工場の表記:瓷瓶形民族低音拉弦楽器)

               

              コントラバス風民族楽器

              (工場の表記:瓷瓶形民族倍低音拉弦楽器)

               

              試奏できないのが残念でしたが、楽器自体は、良く出来ていたように見えました。

               

              来年は、どのような面白い展示をしてくるのか、楽しみです。

               


              子供用二胡・試作品

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                先日、二胡の工房で、子供用二胡の試作品を見せてもらいました。

                 

                 

                手前が子供用二胡の試作品、奥が普通の二胡です。

                 

                 

                この工房では、以前にも子供用二胡を見せてもらったのですが、そのときの子供用二胡は、単に普通の二胡を小さくしただけのものでした。

                 

                今回見せてもらった試作品は、糸巻きにギアペグを採用したり、糸巻きの下に上ナット様の部品を取り付けたりと、いろいろと試していることが窺えるものでした。

                 

                 

                 

                ただ、以前見せてもらった子供用二胡でも感じたのですが、普通の二胡よりもかなり小さく作られているため、弾いたときの感覚が、普通の二胡と大きく異なります。千斤を動かすことで、ある程度対応はできるのかもしれませんが、この子供用二胡から、いきなり普通の二胡に移行するのは、無理があるように思いました。

                 

                本来は、分数バイオリンのように、少しずつサイズの違う二胡を何種類も用意して、成長するに従って徐々にサイズを大きくしていけるようにしなければいけないのかもしれません。

                 


                山海関

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                  昨年は、北京ショー・2017見学後、万里の長城・八達嶺に行きましたが、今年は、北京ショー・2018の後に、山海関に行ってきました。

                  山海関は、天津の北東の海沿い、河北省秦皇島市にあり、万里の長城の明代本線の東端ということで、ずっと興味のある場所でした。昨年に続いての万里の長城ツアーになります。

                   

                  北京からは、高速鉄道を利用すれば2時間ちょっとで着きます。

                   

                   

                   

                  この先が、いよいよ万里の長城の東端です。

                   

                   

                  万里の長城は、この場所で、海中に没します。

                   

                   

                   

                  ここが、万里の長城の東端。

                  あの長大な長城の端というだけで、何だか感動してしまいました。

                   

                   

                  万里の長城の東端を見た後は、山海関の街を散策しました。

                   

                   

                  山海関の街は、万里の長城と連接する城壁で囲まれていて、長城の外側に向いている城壁の東門には「天下第一関」との扁額が掲げられていました。

                  この「天下第一関」の意味は、単に、万里の長城の東端から数えて一つ目の関ということのようですが、門の規模から、ここが重要な防衛拠点であったことが窺えました。

                   

                   

                   


                  老紅木

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                    紫檀、老紅木、黒檀は、二胡の三大材料と言われますが、老紅木(紅木)という種類の木は存在しません。

                    紅木は、硬い木の総称といった意味のようで、紫檀や黒檀も、硬い木のため、広い意味で紅木に含まれるのだそうです。一方で、柔らかい木の総称は、白木なのだそうです。つまり、老紅木とは、年月が経った硬い木ということになります。

                     

                    そうすると、老紅木二胡は、いったい何の木で出来ているのかということになります。

                    老紅木は、古い家屋や家具を取り壊した際に出る古材なのですが、古い中国高級家具から取った材は、老紫檀と言われることもあるように、紫檀系であることが多いようです。ただ、高級家具から取れる材は、近年極めて希少で、量産されている老紅木二胡には、まず使われることはありません。

                    実際に二胡工場が仕入れている老紅木は、材木業者が東南アジアの古民家などを建て替えてあげて、その際に出る古材を引き取ったものが多いようです。当然、材の種類は一つではありません。

                     

                    先日、私の老紅木二胡を、材木に詳しい方に見ていただいたところ、東南アジア産のパドックという材で出来ているとのことでした。このパドックは、カリンの仲間で、アフリカ産のパドックは、近年、アフリカ小葉紫檀として、二胡の材料に使われるようになりました。

                    つまり、私の老紅木二胡は、アフリカ小葉紫檀の産地違いの種で、それが経年した古材で出来ているということでした。

                     

                     

                     


                    蛇皮破れ

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                      先日、高胡の蛇皮が破れてしまいました。

                       

                      高胡は、二胡に比べて蛇皮の張りが強く、弦のテンションも強い上に、蛇皮自体も二胡より薄いことが多いため、蛇皮が破れやすいと聞いたことがあります。

                       

                      ケースを開いたところ、下の写真のように、見事に裂けていました。

                       

                       

                      破れた蛇皮をじっくりと見たことはなかったのですが、鱗の合わせ目に沿う形で裂けており、裂け目には繊維のようなものが毛羽立っていました。

                       

                       

                      少し調べてみたところ、動物の皮にはコラーゲン由来の繊維が含まれているようです。

                      その繊維が絡み合って動物の外側を守る丈夫な皮膚が形成されているということなのでしょう。

                       



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